エステ

エステサロンを開業するにはどんな段取りで行う?失敗しないための注意点は?

エステサロンを開業しようと思っていても、手順や必要なものが分からないと、どこから手を付けたらいいか悩みますよね

計画的に行わないと、やり直しが必要になったり、余分な出費が発生したりしかねません。

今回は、エステサロンを開業するときの段取りや、失敗しないための注意点について解説していきます。

エステサロンの開業を考えている方や、自分にできるか不安に思っている方は、ぜひ参考にしてください。

エステサロンを開業するには資格や届け出が必要?

エステサロンの開業には、特別な資格や免許は必要ありません。化粧品を使った肌のお手入れや、医療行為以外の施術であれば、保健所への届け出も不要です。

首から上の施術は届け出が必要とされていますが、デコルテを含むケアであればボディの一部とみなされ、届け出なしでも問題ありません。

ただし、まつ毛パーマやエクステ、かみそりを使ったシェービング、医療目的でのマッサージは、国家資格や保健所への届け出が必要です。

法律では細かく明記されているわけではないので、自治体によって判断が異なることもあります。心配なようなら、最寄りの保健所で確認しておきましょう。

届け出が必要になると、サロンの大きさや設備の配置など指導されることもあります。すでに準備を進めていて変更となると大変なので、計画段階で相談に行くのがおすすめです。

エステサロンを開業する段取りは?

エステサロンを開業する段取りは、つぎの7STEPです。

  1. エステサロンの事業計画を立てる
  2. 開業資金を準備する
  3. 開業場所を決める
  4. サロンの内外装を整える
  5. 必要な設備や備品を揃える
  6. 届け出をする
  7. サロン開業の告知をする

順番になにをしたらいいのか解説していきます。

エステサロンの事業計画を立てる

エステサロンを開業するには、まずは事業計画を立てるところから始めましょう。

事業計画とは、事業内容やコンセプト、スケジュール、資金の内訳など、事業をどのように進めていくかをまとめたものです。

事業計画を立てることで全体像が明確になり、計画に沿った開業や運営ができます。計画どおりにいかなくても、どこを見直せばいいか判断しやすいです。

一方で、事業計画がないと全体があやふやで、一貫性のない運営になりかねません。

また、金融機関への融資や補助金・助成金などを申請する場合は、きっちりとした事業計画書が必要です。

開業資金を準備する

次に、開業資金を準備しましょう。

開業資金は、エステサロンの場所や規模、行う施術や扱う商材などによって、どれだけ必要かが異なります。

また、エステサロンを運営していくには、家賃や光熱費など一定の固定費が必要です。

開業後にすぐ軌道に乗るとは限らないため、3ヶ月~6ヶ月は売り上げが少なくても維持できるように、資金には余裕を持たせておきましょう

資金の準備として、一番負担の少ないのは貯蓄から賄う方法です。ほかにも、金融機関からの融資、国や自治体が提供する補助金や助成金、クラウドファンディングで資金を募る方法などがあります。

次の記事では、エステ開業に資金がいくら必要か解説しているので、併せて参考にしてみてください。

開業場所を決める

エステサロンをどこで開業するか決めましょう

開業場所として挙げられるのは、自宅、マンションの一室、賃貸物件、商業施設のテナントなどです。ほかにも、美容院やレンタルスペースなどの一角を借りて行う方法もあります。

自宅サロンは、家賃が掛からないのが最大のメリットです。ただし、立地や環境が選べないため、お客様が来にくい場所だと集客に影響してしまいます。

場所を借りる場合は、アクセスのしやすさ、周辺の競合店の有無、周辺環境などをしっかりリサーチしましょう。家賃が負担になりすぎないかも、よく検討する必要があります。

また、マンションの一室を借りる場合は、店舗としての営業を許可していないところもあるので、事前に確認が必要です。

サロンの内外装を整える

サロンの場所が決まったら、内外装を整えていきましょう

自宅サロンの場合は、プライベート部分とどう切り離すかがポイントです。

お客様は非日常感を求めて来店されます。施術を行う部屋だけを整えるのではなく、玄関から部屋までの導線、洗面所やトイレまで、お客様が通る場所や目にするスペースはすべてサロンの一部と考えましょう。

マンションや賃貸、テナントでは、どこまでの改装が可能なのかによって、できることが異なります。コンセプトに沿ったサロンにできるかは、場所探しのときにもしっかり確認しておきましょう。

既存の場所の一角を借りる場合は、大きく雰囲気を変えることが難しいです。簡易的な仕切りを使ったり、装飾品等で雰囲気を出したりと工夫しましょう。

必要な設備や備品を揃える

サロンができあがったら、必要な設備や備品を揃えていきましょう

エステサロンを運営するうえで、エステベッドと施術に必要な化粧品や美容機器は欠かせません。ほかにも、タオルやエステガウン、使い捨ての下着類なども必要です。

お客様への配慮として、荷物入れやコート掛け、スリッパやアメニティ類も大切でしょう。

さらに、カウンセリングに使うカルテや事務用品、レジや金庫など、用意するものは多岐に渡ります。

エステサロン開業に欠かせない備品は次の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。

届け出をする

エステサロンの開業準備が整ったら、必要な届け出を提出しましょう

保健所への届け出が必要な施術を行う場合は、「開設届」を含む必要書類の提出と店舗の検査を受けなければ開業できません。

保健所への届け出が必要なければ、税務署への「開業届」のみで大丈夫です。

税務署に開業届けを提出するときは、確定申告で税制優遇を受けられるように「青色申告承認申請書」も準備しましょう。

届け出に関しては、次の記事で詳しく解説しています。

https://revi-navi.com/%e7%bd%b0%e5%89%87%e3%81%82%e3%82%8a%ef%bc%81%ef%bc%9f%e3%82%a8%e3%82%b9%e3%83%86%e3%81%ae%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%81%af%e4%bf%9d%e5%81%a5%e6%89%80%e3%81%b8%e5%b1%8a%e3%81%91%e5%87%ba%e3%81%8c

サロン開業の告知をする

開業の準備が整ったら、サロン開業の告知を行いましょう

店舗を運営していくうえで、集客するためのターゲット層への適切なアプローチは欠かせません。開業準備をすすめながら、どこのどのツールで告知や集客を行うかもリサーチしておきましょう。

告知する方法には次のようなものがあります。

  • 地域のフリーペーパーへの掲載
  • チラシのポスティング
  • 新聞の折り込みチラシ
  • InstagramやX(Twitter)などのSNS
  • 口コミ、紹介

ほかにも、ホームページの開設やブログの運営、予約サイトの利用など、アプローチの方法はたくさんあります。

集客するためにあれもこれもやりたくなるかもしれませんが、資金のうちどれだけ広告宣伝に費用をかけられるかも考えることが重要です。

費用対効果が高く、継続して行える集客方法を検討しましょう。

エステサロン開業で失敗しないための注意点

最後に、エステサロン開業で失敗しないための注意点を3つ挙げておきます。

  • コンセプトをしっかり作りこむ
  • 無理のない資金調達や運営をする
  • ターゲット層に合った集客を行う

開業の段取りでも触れていますが、今一度しっかり理解しておきましょう。

コンセプトはしっかり作り込みましょう

まずは、コンセプトをしっかり作りこむことです。

コンセプトがきっちり決まっていないと、テーマがあやふやになってしまい、まとまりのないサロンになってしまいます。

コンセプトのないサロンでは、お客様にも魅力が伝わりません。

どんなお客様に来てもらいたいのか、お客様に何を提供したいのか、具体的に決めていくことで魅力のあるサロンになります。

無理のない資金調達や運営をしましょう

余裕がないと適切な運営ができないので、無理のない資金調達や運営を心掛けることも大切です。

どんなによい施術や商材を扱っているとしても、最初から上手くいくとは限りません。

ぎりぎりの資金で運営していると、固定費や広告宣伝費などの支払い、借入金の返済に困り、営業を続けられなくなってしまう可能性もありえます。

数か月は売り上げが立たなくても大丈夫な程度の余裕を持つだけでなく、安定するまではなるべく支出を抑える努力も必要です。

ターゲット層に合った集客方法を選びましょう

広告宣伝の手段はたくさんありますが、狙ったターゲット層に届く集客方法を選ぶこともポイントです。

ネット集客は効率がいいですが、エリアや客層によっては紙媒体も侮れません。大切なのは告知のしやすさではなく、来てもらいたい層がなにを見て情報を得るかです。

周辺エリアや同じ施術・商材を扱っているエステサロンが、どのように集客を行っているかをリサーチしてみましょう。

エステサロンの開業は計画的に行いましょう

エステサロンを開業するには、段取りを決めて行うことが重要です。

事業計画を立て段階を踏んで準備していくことは、効率よく進められるだけでなく、魅力的なエステサロンの開業にもつながります。

適切な集客方法でターゲット層にアプローチすることも大切です。

今回解説した段取りや注意点を参考に、エステサロン開業の夢を叶えましょう。

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