エステ開業

エステサロン開業に欠かせない備品チェックリスト

エステサロン開業にむけて準備をはじめている方!いざ備品を揃えようとしたけど、一体何から揃えればいいの?最初に必要なものは?と迷ってしまうのではないでしょうか。

エステティシャン経験があり独立しようとしている方も、スタート時点で必要なものや運営上必須なものがわからないかもしれません。提供する施術やサービス内容によっても変わってきますよね。

とりあえず買い集めてみたけど、大事なものが足りなかった!予算オーバーだった!なんてことにならないためにも、必要なものをきちんと把握しておく必要があります。

今回はエステサロン開業時に欠かせない備品についてご紹介していきます。

最初に揃えておくべきもの、予算的に抑える部分などを知ることで、ムリなく・ムダなくオープンを迎えられるはずです。

ご紹介する内容を参考に、ぜひチェックリストを作っていきましょう!

エステサロン開業に欠かせない備品「設備」

まずはエステ業に欠かせない設備からご紹介します。

大型でスペースを取るものから小物まであります。とくに費用のかかるものがこの設備部分です。

省けないものがほとんどですので、お店のイメージと予算に合わせてベストなものを選びましょう。

施術用ベッド

エステの施術を行うためのベッド。さまざまな種類があり、大きさなどにより価格もさまざまです。提供するサービス内容によっても選ぶタイプが変わってきます。

  • フラットタイプ
  • 可動式タイプ
  • 折り畳み式タイプ
  • クッション付きタイプ

また施術を行う部屋に合わせ、幅や高さもしっかり確認しておきましょう。

スツール

施術を座って行う場合、スツールも必要になります。

背もたれのないものを選ぶ場合が多いです。長時間座ることを想定すると、背もたれ付きのものにすることで施術時の負担を軽減できます。

ご自分が使うものですので、吟味してみるのもいいかもしれません。いくつか用意し、使用シーンによって変えるものオススメです。

ワゴン

ワゴンは施術に必要なものを乗せておくもので、キャスター付きがオススメ。

収納性や使い勝手を重視することで、作業効率をあげてくれるアイテムです。

こちらもお客様の目につくものでサロンのイメージに直結します。お部屋の雰囲気に合わせたものを選びましょう。

タオルウォーマー(ホットキャビ)

ホットタオルもエステサロンには欠かせません。

このホットタオルを常備しておけるのが、タオルウォーマーです。

こちらも種類や大きさにより、さまざまなタイプから選ぶことができます。

加温タイプだけでなく、衛生面を重視した消毒・殺菌できるタイプもあります。

冷却機能付き、省電力タイプなどもあると便利です。芳香剤シートを併用することで、香りつきのタオルを提供することもできるタイプもございます。

レジ

サービスの決済に欠かせないのがレジです。レジは近年、種類も機能も多くなっています。

エステサロンで一般的に導入されているタイプは、販売管理機能付きの「POSレジ」です。

会計処理、顧客管理、予約管理までと機能があり、業務を円滑にするためにも必須です。

タブレットまたはPC

サロンの業務管理にタブレットまたはPCを1台は用意しましょう。

売上や在庫管理も重要なサロン業務です。これらの業務を紙で行うのは業務を圧迫する恐れがあります。ぜひ、数字での管理・電子化を検討しましょう。

またお店のメニュー表の変更や、お客様へお渡しするフライヤーなどの作成にも使用できます。データを外注したとしても、印刷はサロンで行うこともあるのではないでしょうか。周辺機器としてプリンターなども準備を検討しましょう。

ロッカーまたは荷物カゴ

施術中、お客様のお召し物や貴重品を、しっかりと保管できるロッカーなどを用意しましょう。

防犯やトラブル防止のため鍵付きがオススメです。バックなどをいれる程度のボックスタイプ、コート掛けがついた縦長タイプもあります。

手荷物かごは底が付かないタイプだと、お客様の荷物を汚すことがないのでオススメです。

ハンガーラックとハンガー

ハンガーラックはお客様の羽織ものやバスローブをかけておくものです。

冬場は大きなコートをかけることも想定し、大きさを決めましょう。

ラックを購入の場合は、ハンガーも忘れず用意してくださいね!

ハンガーも同じものを用意すると統一感がでます。肩の部分がずれない滑り止め付きタイプですと、かけた洋服が落ちにくく安心です。

エステサロン運営に欠かせない備品「消耗品」

こまごまとした消耗品も、サロン運営には欠かせません。

消耗品の多くが、お客様に直接触れて使用していただくものばかりです。ここで質の悪いものを選んでしまうと、お店のイメージへ影響します。

ネットで注文する際は注意が必要です。きちんと自分の手に取って、納得したものを選びましょう。

タオルやシーツなどの消耗品

お客様にご使用いただくタオルや施術用のベッドに敷くシーツ。

開業時はタオルの使用枚数がそこまで多くないので、洗濯乾燥したものを提供します。

お客様が増えてきたら、レンタルタオルの導入も検討してみましょう。

シーツはオイルなどが付着するので使い捨てがオススメです。施術により発汗を促したい場合は、撥水性のあるものを選びましょう。

エステガウンやエステローブ

施術の際にお客様に着替えていただくものです。

タオルと同様、布製のものを購入し、洗濯乾燥して提供します。完全に乾燥させるのに時間がかかるので、オススメは使い捨てタイプになります。

汚れても気にならず、衛生面としても便利です。サロンイメージに合わせて色も選びましょう。

施術用基礎化粧品

基礎化粧品は施術内容によって選ぶものが変わってきます。

とくにフェイシャルの場合は、施術後のホームケアとしてお客様にご使用いただくことを想定し、同じメーカー・ブランド商品を使うのがよいです。

それにより施術効果アップや効果維持ができ、お客様の満足度も違ってきます。物販につながる点でもありますので、しっかりとしたものを選びましょう。

メイク道具

こちらはお帰りの際、メイク直しをしていただく場合のものです。

基礎化粧品同様に、サロンケア用品のメーカーでメイク道具の取り扱いがあれば、そちらを導入しておきましょう。

手鏡、パフ、ビューラーなども用意があると非常に便利で嬉しいです。ヘアセットグッズもあると喜ばれると思います。

アメニティ

サロンを快適にするためにアメニティも用意しておきましょう。

  • コットンやガーゼ
  • 綿棒
  • ブラシ、くし
  • ヘアゴム
  • ヘアオイル、ハンドクリームなど

最近ではエステの男性利用も多くなっています。男性も利用される場合は、髭剃りなどもあると便利です。

ペーパーショーツやペーパーブラ

施術の際に、お客様に着替えてもらう使い捨てのペーパーブラ/ショーツ。

肌に直接着用していただくので、素材や肌ざわりの他に、透けないか、破れにくいかをきちんと確かめておきましょう。

こちらも色味や形状でさまざまなタイプがあります。施術やサロンイメージに合わせて選びましょう。

衛生用品(掃除やお手洗い周りなど)

お店のイメージで最も大切となるといっても過言ではないのが衛生面です!

エステというのはお客様に直接触れて行うものなので、感染症対策も合わせて力を入れましょう。

  • 使い捨てマスク
  • おしぼり、ウェットテッシュ
  • スリッパ
  • 消毒液ハンドソープ
  • トイレ用品
  • ナプキン
  • 掃除用品

施術メニューによる必要な備品

提供する施術メニューによっては更に必要な備品が出てきます。フェイシャルとボディーの利用シーンをあげてご紹介いたします。

フェイシャルエステの場合

フェイシャルはお客様の化粧を一度落として行うため、お帰りの際にスキンケアや化粧をしていただく場合があります。化粧ルームにはそのための備品を用意しておきましょう。

  • 手鏡
  • エステガウン
  • 基礎化粧品類
  • メイク道具
  • コットン、ガーゼ

ボディエステの場合、フェイシャルと合わせて施術を提供することがあるため同様のシーンがあると思います。合わせてご用意しておくとよいですね。

ボディエステの場合

ボディエステの場合、施術前にお客様にはお召し物を脱いでいただきます。

その際に必要なのが施術着などです。

  • エステローブ
  • バスタオル
  • ペーパーブラジャー
  • 使い捨てショーツ

まとめ

エステサロンで必要な備品を紹介してきましたが、いきなりすべてを揃えなくても大丈夫。

まずは施術とサロン運営に最低限必要なものから揃えていきましょう。消耗品など都度必要なものを買い足していき、軌道に乗ってきたら備品を追加購入すればよいです。

計画的に購入していくために大事なのは、必要なもののリスト化と優先順位をつけることです。お金をかけるべき部分と安価なものや中古でよい部分をしっかりと見極めて、ムリなくスタートをきれるようにしてくださいね。

備品一覧

最後にこの記事でご紹介した備品一覧です。

  • 施術用ベッド
  • ワゴン
  • スツール
  • レジ
  • ハンガーラックとハンガー
  • タブレットまたはPC
  • ロッカーまたは荷物かご
  • エステガウン、エステローブ
  • バスタオル、タオル、シーツ
  • ペーパーブラジャー、ショーツ
  • スリッパ
  • ひざかけ
  • 美顔器・スチーマー
  • コットン、ガーゼ
  • 手鏡
  • タオルウォーマー
  • 使い捨てマスク
  • おしぼり、ウェットテッシュ
  • スリッパ
  • 消毒液ハンドソープ
  • トイレ用品
  • ナプキン
  • 掃除用品
  • メイク道具

【その他備品・消耗品】

  • スピーカーなど
  • 傘立て
  • 雑誌またはタブレット
  • 飲み物
  • グラス
  • 伝票
  • ノート
  • メモ帳
  • ボールペン
  • セロハンテープ
  • ホッチキス
  • 領収書
  • ゴミ箱
  • スタッフ用ユニフォーム
  • スタッフ用紙マスク
  • テーブル・イス・家具類

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