自宅でのサロン開業を検討中の人の中には、サロンスペースの改装になかなかお金を掛けられない人も多いです。それでも、せっかくの自宅サロンであれば、自分の理想にできるだけ近づけたいと思いますよね。
そこで、今回は以下の5つのポイントに分けて、低予算で作る自宅サロンのインテリアの作り方をご紹介します。
- 予算の確認とToDoリストの作成
- 色で作るイメージの作り方
- 家具や収納のブランドは合わせる
- 非日常を作るコツ
- 小物は最後!大枠ができてから決める
それぞれのポイントをしっかり抑えれば、イメージ通りのサロンづくりも比較的簡単に叶います!
自宅サロンの開業を考えていたり、現在自分の自宅サロンのインテリアや内装にお悩み中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
まずは予算と必要な物の確認!ToDoリストでやることを見える化する
実際にインテリアを作る時、いきなり何かを買ってみる…などはあまり現実的ではありません。まずは、
- 大体の予算の確認(20万円までなど)
- サロンイメージの確認(サロンのテーマ)
- インテリアの大枠を決める(内装/配置/色/家具のブランドなど)
- 必要なものリストをつくる(家具やフロア、照明、収納など)
- 内装などのToDoリスト(DIYなど)
- 実際にアイテムを購入していく
の順番で決めていきます。
予算は、実際に用意出来る金額より少な目に設定しておく事で、万が一予算オーバーしてしまっても慌てずに対応することが出来ます。
イメージ~インテリアの大枠を決めるまで
自宅サロンのコンセプトで多く見られるのは「隠れ家的サロン」ですが、これではサロンの雰囲気やイメージが湧きにくいです。ざっくりでもいいので、
- バリ島リゾート風
- 和風モダン
- アジアン
- 北欧風
- フェミニン
- エスニック
等を決めてから、それに合わせて欲しいアイテムのイメージを固めて行きましょう。何となくのイメージだけでも出てきたら、キーワードで画像検索をすると、イメージを具体化しやすくおすすめです。
買うものリスト作成~購入まで
インテリアの大枠が決まったら、買うものとやるべきことをリスト化していきます。
実際の部屋のサイズをもとに、何をどこに置くのかをサイズの計算をしながらイメージを固めて行きます。この時、ある程度商品の目途がついていると、正確なサイズを把握出来るので、予算を見ながらブランド等も決定していきましょう。
最初から詰めすぎると、家具が全て揃ったときに圧迫感が出る場合もありますので、まずは必要最低限の家具、機材、収納から揃えましょう。他に置きたい家具やアイテムは優先順位を付けて、順番に設置していくのがおすすめです。
ToDoリストは買うものリストと一緒に管理すると、進行状況の確認がしやすくなります!それぞれのアイテム毎に安価な物から欲しい物までの幅を持っておけば、アイテムごとの予算の調整も簡単に出来ます!
リストができて購入するアイテムを決めたら、いよいよ家具や内装材を揃えて行きましょう!
決め手は色!イメージに合った色と配色の決め方
最初に紹介したように、インテリアのアイテムを1つずつバラバラに
購入しても、雑多な印象のサロンになってしまう可能性が高く、あまりおすすめはできません。
ですので、インテリアの大体のイメージが固まったら、まずはお店のイメージカラーを決めましょう。
配色バランスの黄金比は、下記が基本です。
ベースカラー70%
メインカラー25%
アクセントカラー5%
簡単に2つの例をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね!
ビーチリゾート風サロン
- ベースカラー:ホワイト
- メインカラー:ライトブルー
- アクセントカラー:ゴールド
ビーチリゾートや南国をイメージした自宅サロンは、爽やかなホワイトを基調にファブリック系のアイテムをブルーでまとめると、空間演出が簡単に出来ます!
アクセントカラーはゴールドを使うと高級感の演出にも使えます。他にも、グリーンやピンク、イエローなども相性がいいです!
アジアン系サロン
- ベースカラー:ダークブラウン
- メインカラー:オフホワイト~ベージュ
- アクセントカラー:ブラッドオレンジ(橙)
落ち着いた色味で統一することで、簡単に非日常空間を作る事が出来ます。ベースカラーやアクセントカラーはメインでイメージしている国や地域を参考にしてみましょう!
家具や収納はできるだけブランドを絞るのが正解!
コンセプトやイメージをもとにイメージカラーが決まったら、いよいよ家具を探します!その時、ブランドやメーカーが違うと、実際に配置したときに、少しの色の違いや雰囲気も違いが気になってしまうことがあります。
それらを避ける為にも、ブランドやメーカーは統一させるのがおすすめです!実際に家具や収納のブランドを統一させる利点は以下の通りです。
- 色の小さな差異が無くなる
- デザインのばらつきが生まれにくい
- サイズ感の調整も簡単
- 買い替え時も似たデザインを探しやすい
などが挙げられます。メーカーが一緒であれば、家具や収納の基本的なデザインの方向性が一緒な分、より統一感を出しやすくなります!
ブランドを分ける時は、できるだけ正確な色味の写真を撮っておきましょう。
ブランドやメーカーを分ける際は、
- 大型家具と小物、収納で分ける
- メインカラーとベースカラーでブランドを分ける
などの方法が選べます。ちなみに、収納は大手のブランド(無印良品/ニトリ/ベルメゾンなど)の定番シリーズがおすすめ。組み合わせが自由な定番シリーズにしておけば、買い足しも簡単です。見せる収納と隠す収納を統一することも簡単です!
自宅サロンでも非日常空間を作るコツ
自宅サロンは、どうしても生活感が気になってしまう事が多いです。お客様にとっては、大切な休息時間になりますので、生活感のあるサロンでは、ゆっくりしにくい人も多いです。お客様の為にも、できる限り非日常を演出しましょう!
生活感が出やすいポイントは以下の通りです。
- におい(生活臭)
- 生活音
- 清潔感
- 生活空間が見えている
以上のポイントの対策を1つずつご紹介していきます!
匂いはまず消臭から
お部屋用の芳香剤などはスーパーで簡単に手に入れることは出来ますが、匂いの上書きになってしまうことも多いため、あまりおすすめできません。サロンらしい空間にするなら以下の手順でエステサロンらしい香りをまとわせていきましょう。
- 洗濯/掃除/除菌
- 消臭
- アロマ
消臭の前に、まずはサロン内の清掃を行いましょう、生活空間が近い場合は生活空間の清掃も欠かさず行いましょう。匂いが気になりやすいのは、食品/水回り/洗濯もの/布 などの匂いです。それぞれの素材や匂いの特質に合わせて除菌/消臭を行いましょう。空間の匂いなどは、空気清浄機などを活用するのもおすすめです。
消臭が済んだら初めて香りの演出を行います。ここでも、ドラッグストアなどの芳香剤などは使いません。できれば、加湿器タイプのアロマやオイル、本格的なディフーザーなどを使用するのがおすすめです。
自宅サロンのメニューにアロマがふくまれる場合は、シンプルで爽やかな香りを使用すると施術の邪魔になりにくくおすすめです。
生活音は防音加工とBGMで防ぐ
家族と同居していると人の気配などは、些細な音でもお客様は気になってしまいます。そして、一人暮らしでも家電などのモーター音や家の外の音などが響く場合もよくあります。そんな時の生活音対策のおすすめは以下の通りです。
- 2×4と有孔ボードなどを活用して施術空間自体に簡単な防音加工をする。
- モーター音や稼働音が気になる家電をサロンの部屋から離す。
- 稼働音が響きにくいように家電の下に耐震マットなどを敷く。
- 家族がいない時間を営業時間にする。
- 施術スペースにはBGMを、部屋の外にはホワイトノイズを再生しておく。
生活音や外の音などがあまりに大きく気になる場合、可能であればサロンにする部屋に防音加工などが出来れば理想的ではあります。ですが、賃貸だったり、費用面で難しい場合も多々あります。
上記の方法でも十分生活音は気になりにくくなりますので、ぜひ試してみてくださいね!
清潔感はしっかりキープする
お客様にとって、安心できるサロンの条件の1つに清潔感があります。そして、それは最低限のルールだと考えて頂いて間違いありません。施術スペースはもちろん、お客様の目に触れる部分は全てサロンの一部だととらえて丁寧に清掃していきましょう。
以下は、自宅サロンで気を付けたい簡単なチェックリストです。
- 玄関に余計な靴を含め余計なものが置いていない
- 玄関回りに砂や泥などの汚れがない
- 廊下に余計なものが置かれていない
- お手洗いがシンプルで清潔
- 洗面所やメイクルームにも、私物が置かれていない
- 施術の部屋が煩雑でない
- タオルなども整然と畳まれている
これらは最低限のリストです。開業時には、自分のサロン専用に清掃リストなどを作成し、毎営業日前に必ずチェックしましょう!
サロン空間と生活空間はしっかり分ける
自宅サロンで使用する部屋は、玄関から一番近く、居室や生活空間を通らずにアクセス出来る事が理想です。
しかし、物件の部屋数や間取りの関係でどうしても施術スペースと生活空間が近かったり、生活空間の中でサロンを営業する必要がある自宅サロンもあります。その場合、出来る限りお客様に快適に過ごしていただく為にできる工夫の事例は以下の通りです。
- 生活感だどうしても出てしまう場所はおしゃれなパーテーションで仕切る
- 家がサロンだと設定し、寝室等以外はしっかり空間演出をする
もちろん難しい側面もありますが、無理せず出来る範囲でサロンを作って行きましょう。これはお客様の為だけでなく、オーナーのオンオフをしっかり切り替える為にもおすすめのポイントです。
残った予算で小物や装飾を用意しましょう
決められた予算で必要なものと大型家具を用意して、ある程度インテリアを完成させましょう。小さな装飾はあまり最初に買いすぎると置く場所に困ってしまったり、煩雑な印象になってしまう可能性があります。
自宅サロンが形になってきたら、どこにどんな小物を置きたいのかを改めて把握しましょう。抑えておきたいポイントは以下の通りです。
- コンセプトに合っているか
- どこのブランドで購入するか
- 花などはどのように管理するか
- 日々のメンテナンスの手間はどのくらいか
小物はテーブルや施術用ベッドなどとは違い、ホコリなども1つ1つ拭き上げていく必要があります。毎日のお店のメンテナンスにも関わってくる所なので、手入れの手間があまり掛からないものを中心に選ぶ事をおすすめします。
お花も、ドライフラワーや造花、プリザーブドフラワー、生花など選ぶもので手間や見栄えも大きく変わります。アレルギーの問題もあり、生花はランニングコストが掛かるものではありますので、どこにどれくらい飾るのかもしっかり決めてから購入しましょう。
まとめ
今回は、自分で作る自宅サロンのインテリアのつくりかたをご紹介しました。
プロに任せると高額になってしまったり、計画をせずに自分でインテリアをつくり始めてしまうとしまうとうまく行かない事も多くあります。しかし、いくつかのポイントをしっかりおさえて、プランを作るところから始めていけば、簡単に理想のサロンを自分の手でつくる事ができます。
これから自宅サロンを開業する人も、改装を考え中の人も、ぜひ自分の手で自分だけのエステサロンを作って見てくださいね!
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