エステ開業

自宅サロンは賃貸物件でも開業できる?注意したいポイント4つをご紹介!

自分のサロンを開業するとき、初期費用を抑えたいならやはり自宅サロンが気になりますよね。本格的な開業も、趣味程度のサロンも叶う自宅サロンですが、特に賃貸物件の場合、注意したいポイントがいくつかあります。

そこで今回は、以下の4つのポイントに分けてご紹介していきます。

  1. 営業可能な物件かどうか
  2. 内装の変更はどうするか
  3. 集客は問題なくできるか
  4. 近隣トラブルにも注意

トラブル回避の方法や対策も合わせてご紹介していきますので、自宅サロンの開業を検討中の人はぜひ参考にしてみて下さいね!

住居専用の物件での開業は難しい?まずは管理会社に確認!

今住んでいる賃貸物件でのサロンオープンを考えている人も、引越してオープンを考えている人もまず確認したいポイントは以下の3つです。

  • 建築基準法上営業が可能な物件かどうか
  • 消防法上、建築設備要件を満たしているかどうか
  • 賃貸契約は住居専用になっていないか

営業ができるかどうかを確認する際、まずはその物件で営業を行うことができるかどうかを確認する必要があります。

建築基準法上の建築基準を満たしているかどうか

営業用と住居用の物件とでは建築基準はそれぞれ違ってきます。

住居専用の賃貸物件の場合、そもそも不特定多数の人間の出入りを想定していない為、集客を伴うエステサロンは建築法上の建築基準を満たしていない場合があります。

現在住んでいる物件での自宅サロン開業を検討中でも、この建築基準を満たしていない場合はその物件での開業を見合わせる必要があります。

消防法の設備基準を満たしているかどうか

上記の建築基準法と同じく、住居用の物件と営業用の物件では必要な消防設備が変わってきます。

簡単なリフォームや必要設備の買い足しだけで済む場合もありますが、それぞれの物件によって変わってきますので、必ず管轄の消防署に確認しましょう。

合わせて、実際に開業する際は、開業前に「防火対象物使用開始届出書」を管轄の消防署に提出しましょう。

賃貸契約は必ず確認する

賃貸契約の要件が「住居専用」だった場合、その物件で営業をしてしまうと、契約違反になってしまいます。無断で開業した場合、賃貸契約違反で強制退去になってしまう可能性もありますので必ず確認し、必要に応じて契約変更を行いましょう。

合わせて、住居用賃貸には消費税が掛けられていないため消費税法上の問題も出てきてしまいます。営業を開始する際に賃貸契約の確認を必ず行い、確定申告の際も家賃に消費税が掛かっていない場合の申告方法も必ず確認を取りましょう。

以上の注意点のほとんどは大家さんか管理会社に直接確認できますので、まずは、管理会社に確認を取りましょう。また、新しい物件を探す時には、SOHO(Small Office Home Office)などの物件を中心に探すことをおすすめします!

物件を傷つける内装は基本NG!賃貸物件用アイテムで簡単DIY

賃貸物件の場合、退去に原状回復を行う必要があるため、基本的に大がかりなリフォームはできないと考えましょう。

そんな賃貸物件の内装ですが、DIYで簡単リフォームをしたり、家具等で雰囲気を変える事はできます。簡単DIYで一気にサロンの雰囲気を変えられるおすすめポイントは、

  • 壁紙は剥がせるものが便利!
  • 床はクッションフロアやタイルマットで傷防止も!
  • 簡単に印象を変えるならカーテンから
  • 家具や収納のブランドは必ず統一!

それぞれのポイントは以下で詳しくご紹介します!

>インテリアに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

壁紙は剥がせる物で簡単に!

元の壁紙を剥がして新しいものに張り替えたり、ペンキを塗るのは、賃貸物件である以上あまり現実的ではありません。ですが、今は賃貸物件でも使用可能な壁紙が種類豊富にありますのでぜひ試して見てくださいね!

剥がせるタイプの壁紙には、弱粘着のシールタイプや、マスキングテープ、水で貼るタイプ等様々あります。剥がす際のトラブルが目立つ製品もありますので、必ず詳細を確認してから、自己責任のもと行ってください。

心配な方は、少し本格的な2×4などの突っ張り棒タイプの壁を設置することも可能ですが、どうしても部屋のサイズは小さくなってしまいます。

床はクッションフロアで傷防止も!

床は住居感が出やすく、さらにエステ機材等での傷も気になりますよね。そんな時はクッションタイプのフロアマットやタイルマットを使うことで、床を剥がさなくても簡単に雰囲気を変え、かつ傷防止の対策にもなります!

クッションフロアは傷防止以外にもエステ機材等の稼働音を抑えてくれる効果も見込めますので、騒音対策としても有効です。

リフォームできなくてもカーテンで印象を変える方法

クッションフロアも壁紙も少し大変、という方にはカーテンを変える事をおすすめします。

自宅サロンのメインカラーのカーテンを設置してもいいですし、サロンのコンセプトに合わせてレースカーテンやロールカーテン、ウッドシェード等を選ぶことができます!

施術の内容によってはプライバシーの保護も必須になりますので、目隠しをしっかりを行うことができるカーテンを選ぶか、窓自体に摺りガラスのようにできるシートを貼るなど対策を取りましょう。

家具や収納のブランドを統一する

こちらもカーテンと同じく設置するだけなので比較的簡単に印象を変える事ができます。ブランドを統一するポイントは以下の通りです。

  • 見せる収納
  • 隠す収納
  • メインの家具(施術用のベッド、椅子、テーブル、マットなど)
  • 小物

それぞれのポイント毎に出来る限りブランドやメーカーを統一しましょう。もし、ブランドを変える場合も系統が大きく変わらないようにしてください。

好みのアイテムやアクセントを設置したい場合は、メインカラーとベースカラーのアイテムのブランドだけ統一し、アクセントカラーのアイテムでブランドを変更するのがおすすめです。

自宅サロンの一番のネックはやはり集客!注意点と解決法

賃貸住宅のエステサロンの場合、家の外の看板の設置が難しいことが多く飛び込み客はなかなか見込めません。予約が取れても、お客様がサロンの位置を把握できない事も多いので集客の対策は早い段階で始めておきましょう。

自宅サロンの集客対策のおすすめは以下の通りです。

  • SNSを利用して集客する。
  • 近隣にチラシをポスティングする。
  • 窓に目印になるようなアイテムを設置したり、目立つカーテンを使う。
  • 分かりにくい場所の場合はグーグルマップを活用する。
  • 近隣の目印になる場所まで迎えに行く。

それぞれの方法はサロンの特色に合わせて行う必要がありますが、安心して通えるサロンであることと、サロンの場所をお客様に分かりやすく伝えることが第一として対策しましょう。

外装のリフォームや看板設置などが難しい場合、インターネットやチラシでの広告の活用は必須です。場所が分かりにくい場合は目印になる建物から誘導したり、マップの活用なども検討しましょう。

集客自体はクーポンサイトやSNS、チラシ等で充分可能ですが、さらに自宅サロンの場合、お客様の安心が得られない限り予約につながるのは難しい側面があります。そんな場合は、SNSと併用して自宅サロンのホームページを作成して、出来る限り情報の開示を行いましょう。

ただし、インターネット上での案内や宣伝で写真を掲載する場合は近隣の住宅や車等が写りこまないように注意しましょう。

集客に関する記事はこちら
エステサロンのインスタ運用!フォロワーを増やすための方法5選!
エステの集客はインスタでできる!効果的な運用から活用法まで!
自宅サロンにホームページが欠かせない理由と作成のコツ

住宅街なら特に注意!よくあるトラブルの事例と対応例

賃貸物件での自宅サロンの開業は、住宅街である場合も多く、近隣トラブルには注意が必要です。ここでは、よくあるトラブルを3つご紹介します!

  • 入退店時は特に注意!騒音トラブル
  • 人の出入りが増える程気になるセキュリティー問題
  • 盲点かも?駐車トラブル

以上の3つのポイントをさらに詳しくご紹介していきます。

入退店時にも注意!騒音トラブルの原因と対処法

一見、騒音トラブルとは無縁そうな自宅サロンですが、以外にも騒音トラブルは他人事ではありません。騒音トラブルの原因をしてよく挙げられるのが、

  • 入退店時の挨拶
  • BGM
  • お客様の出入り増加に伴うドアの開閉音
  • エステ機材の稼働音

などです。

物件によっては、建物の構造上どうしても音が響きやすかったり、廊下の音限定で声が反響してしまう場合があります。

それらの対策として、

  • 入退店時の挨拶の声のトーンを下げたり、家に入ってからしっかり挨拶をする。
  • BGMは音が響きにくい音量、音楽を選び、スピーカーは床や壁から浮かせる。
  • ドアの開閉音は避けられませんが、クッションで音を和らげるなどの対策を取ることは可能です!
  • エステ機材を置く場所や施術部屋にクッションフロアを貼る

これらの対策で完全に防げるわけではありませんが、状況に合わせてできる対応は様々あります。充分な対策を初めから取っておくことで、近隣とのトラブルを未然に防ぐことができます。

自宅サロンが人気になればなる程注意したいセキュリティー問題

近隣住民にとっては毎日知らない人が多く出入りしている状況は不安になってしまう人も多くいます。そして、セキュリティー問題はお客様やサロンオーナーのプライバシーにも直結する問題でもあります。

対策としては、

  • お客様や自身のSNSでサロン以外のスペースが映り込まないようにする
  • お客様の連絡先などは出来る限り把握しておく。
  • 開業前に近隣住民への周知を必ず行う(営業時間や営業形態など)
  • お客様がサロン以外のスペースに立ち入らないように対策を取る
  • 近隣住民への挨拶などを徹底し、サロンとオーナーを認識してもらう

ことなどが挙げられます。

SNSでのプライバシーの流出には細心の注意を払いましょう。エステサロン側がしっかりを対策することにより、近隣住民はもちろん、お客様の安心にも繋がります。営業時間等もしっかり周知できていれば、人の出入りの時間の把握にもつながりますので、近隣住民も安心して生活を送る事ができます。

自宅サロンでは、サロン自体が生活空間になりますので、自身の安全確保も合わせてしっかりと対策を行いましょう。

意外と多い駐車トラブル

賃貸物件には駐車スペースが無かったり、狭い場合があります。駅に近い物件であれば、徒歩での案内も可能ですが、駅が遠い場合やお客様の移動手段が車だった場合、駐車スペースが分かりにくいと他の住人の駐車場に止めてしまったり、路上駐車などのトラブルにつながりやすくなってしまいます。

できる対策としては、

  • 賃貸物件の敷地内の駐車スペースを1台分借りる。
  • 自宅サロン近隣の月極駐車場を1台分借りる。
  • 近隣の駐車場を把握し、お客様に周知する。
  • 車での来店をお断りし、アクセス方法を何種類か提示する。

ことなどが挙げられます。

今の物件での開業を検討中の人は今できる対策を、物件を検討中の人は来店方法もしっかりと検討したうえで対策を取りましょう。

合わせて、来店時の単独・対物・対人事故などの免責事項は必ず明記するようにしましょう。

まとめ

今回は、賃貸物件での自宅サロンの開業に伴い注意したいポイントをその対策を含めてご紹介しました。

現在住んでいる物件が営業不可だった場合でも、賃貸物件はできること、できないことが比較的はっきりしている為、自分の理想に合わせて物件を探す事もおすすめです。気を付けるべき事をしっかりと把握しておけば、物件探しの際も条件を絞りやすくなります。

憧れの自分だけのサロンをオープンするにあたり、自宅サロンは一番身近な手段です。今回ご紹介した内容も参考にしながら、ぜひ理想の自宅サロンをオープンして下さいね!

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