エステ開業

エステサロン開業に資格はいらない?欲しい資格とそのワケをご紹介!

エステサロンの種類は様々ですが、実はエステサロンの開業のために必ず必要な資格は特にありません。つまり、資格や経験が無くてもエステサロンは開業できてしまいます。

ただ、実際に運営し続けていくためには、経験はもちろん資格の有無も大切な要素です。資格は施術者の知識と技術をお客様に証明できる手段でもありますので、新しくエステをオープンしたい方やステップアップを考えている方はぜひ取得を検討してみてください。

今回は、エステサロンの開業時に持っていたい資格やその理由を資格取得方法とあわせてご紹介します。どんな資格を取得すればいいのか迷っている方はぜひ参考にしてみてください!

日本エステティック協会

1972年に設立されたこの協会では1994年から認定エステティシャン制度を開始しています。日本エステティック協会の事業はエステティシャンの教育、養成、資格認定などの活動を中心に、エステ業界に広く携わる機関です。

日本エステティック協会の公式HPはこちら

日本エステティック協会で取得できる資格一覧

  • AJESTHE認定エステティシャン
  • AJESTHE認定上級エステティシャン
  • AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー
  • AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン・AJESTHE認定ボディエステティシャン
  • AJESTHE認定衛生管理者
  • AJESTHE美肌エキスパート®(美肌検定®)
  • CODES-JAPON認定ソシオエステティシャン

受験資格と取得方法

受験資格と取得方法は取得する資格によって異なります。

  • AJESTHE認定エステティシャン
  • AJESTHE認定上級エステティシャン
  • AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー

上記3つの資格の受験資格は、日本エステティック協会の正会員であることが必須条件です。
また合わせて、

  • 認定校の生徒であること
  • 一定期間の実務経験があること
  • エステティシャンセンター試験に合格していること

上記のどれかを満たしている必要があります。

資格のレベルによって必要な授業日数や実務経験、事前の必要資格などが変わりますので、詳しくは日本エステティック協会/資格・検定を確認してみてください。

受験は資格取得講座の受講から始まり、筆記試験と実技試験をそれぞれ受け、合格したのち認定証と認定バッチを受け取ることが出来ます。

これらの資格は知識はもちろん技術の証明にもなりますので、認定エステティシャンまで取得した場合はぜひその先の資格もステップアップの一つとして検討してみてください。

下記2つの他のAJESTHE認定エステティシャンなどより受験要件が緩和されており、エステティックについて学ぶかその仕事に従事していれば誰でも受験することが出来ます。

  • AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン
  • AJESTHE認定ボディエステティシャン

試験自体は筆記試験のみとなっていますが、試験に合格した後、

  • 一定期間の実務経験の証明
  • 必要なカリキュラムの受講証明の提出

のどちらかを行ったのちに、資格申請を行うことが出来ます。

この試験はエステティックやフェイシャル・ボディケアの基礎知識があることの証明になります。ですので、認定エステティシャンの受験要件には当てはまらないけれどまず何か資格を取得したいと考えている方には、比較的受験しやすい試験となっています。

AJESTHE認定衛生管理者の受験対象者は下記の通りです。

  • 日本エステティック協会会員
  • 認定校の学生と認定フェイシャルエステティシャン
  • 認定ボディエステティシャン

これらの対象者が受験をする際は、申し込みをした後、事前に届く教材とe-ラーニングで受講し、オンライン上で受験します。一定の成績(90%以上)を取得した後、修了証書を受け取り、協会へ申請を行い資格を取得します。

この資格はエステティシャン自身の安全確保やお客様の利益確保のために基礎的な衛生管理を実践するための知識や公衆衛生、感染症予防についてを学ぶ事が出来ますので、開業時にあるとお客様の安心材料の1つになります。

美肌検定®は誰でも受験が出来る資格となっています。

美肌に関する様々な知識を事前に学んだうえで受験することが出来ます。しっかりと学習し、お客様に還元したいと考えている人、美肌ケアを中心としたエステサロンの開業を考えている人におすすめの資格です。

ソシオエステティシャンは医療機関や福祉施設などで、医療の知識の元、他の医療者と協力しながら施術を行うエステティシャンです。この資格は

  • 日本エステティック協会の正会員
  • 上級エステティシャン資格or認定エステティシャンで5年以上の実務経験

実務経験に関しては、医療現場や福祉施設の現場経験も対象となっています。

資格取得には、

  • 約1年間の養成講座の受講
  • インターンの実施証明を提出

が必要です。

この資格はエステティシャンの知識だけでなく、医療に関わる知識も必要となります。実務経験があり、さらなるステップアップや医療機関や福祉施設での施術も踏まえた開業を考えている場合のみこの資格の取得を検討してみてください。

一般社団法人 日本エステティック業協会(AEA)

AEAは1987年に設立され2002年よりAEAエステティシャン養成制度をスタートされました。900を超える加盟店と55校の認定校があります。エステ業界の社会的信用の確保、エステに関する正しい知識の普及、広報などの活動を中心に、エステティック業全体のための事業を行う機関です。

AEAの公式ホームページはこちら

AEAで取得できる資格一覧

  • AEA認定エステティシャン(基礎資格)
  • AEA上級認定エステティシャン(上位資格)
  • AEA認定インターナショナルエステティシャン(最上位資格)

資格の取得方法と受験資格

AEAの認定エステティシャンを含めた資格は

  • AEAの認定校でカリキュラムを受ける
  • エステティックサロンでの一定期間の実務経験

が必要です。

それぞれの試験では、受験資格を満たしたのち、筆記試験をパスしたあとに実技試験も合格した後に認定証を受け取ることが出来ます。AEA認定校の学生は、筆記もしくは実技のみ合格した場合、一定期間合格した試験を免除されます。

それぞれの受験資格の詳細はAEA公式サイト/資格取得についてを確認してみてください。

一般社団法人 CIDESCO-NIPPON

CIDESCOは、1946年にベルギーで設立された国際的なエステティックの教育機関です。日本が加盟国として支部を設立したのは1972年、以降CIDESCOの基準に基づき、エステティシャンの教育やサロン、学校に認定を行う事で世界水準のエステティックを提供し続けています。

CIDESCOセラピストになるためには、充分な実務経験か、CIDESCO認定校のカリキュラムを受けたのち、試験に合格後一定期間の実務経験をもって始めて認定証を受け取ることが出来ます。もちろん、充分な実務経験があれば、CIDESCO認定校に通うことは必須ではありません。ですが一定水準のエステの基礎教育を受けていることや、実務経験、その他事前に取得しなければならない資格や試験もあるため、CIDESCOセラピストへの道は容易ではありません。

CIDESCOで取得出来る資格一覧

  • Beauty Therapy Diploma
  • Aromatherapy Diploma
  • Spa Therapy Diploma
  • CIDESCO衛生管理資格

資格の取得方法を受験資格

CIDESCOセラピストの証明であるBeauty Therapy Diploma, Aromatherapy Diploma, Spa Therapy Diplomaのそれぞれの資格は、紹介した資格順に取得が難しくなっています。

一番基礎の資格であるBeauty Therapy Diplomaを取得するためには、CIDESCO国際認定校の1200時間以上のカリキュラムを履修するのが最短ルートです。その後CIDESCO国際試験に合格、600時間以上の実務経験得て始めてこの資格を取得することが出来ます。

一般受験の場合は受験資格そのものが一気に厳しくなります。以下がその条件です。

  • 日本エステティック協会認定エステティシャン資格の取得
  • エステティックの基礎教育の履修時間合計600時間以上
  • エステティックの実務経験3年以上
  • 受験申込書類審査に通過

その後、一次試験(筆記と実技)に合格したあとに本試験の為の事前講習を受講、その後、本試験(筆記と実技)を受け、必要に応じて再試験を受験し、合格して始めて資格取得となります。これらがCIDESCOセラピストの一番基礎の資格となるため、資格取得は他の認定エステティシャンの資格取得より困難にはなります。ただし、CIDESCOセラピストであるという証明はエステティシャンとしての質やレベルの高さの証明にもなるため、受験資格がある人はぜひ受験を検討してみてください!

CIDESCO衛生管理資格はコロナウイルス感染拡大の影響を受けて用意された新しい資格です。この資格を受験するためには、CIDESCOセラピストか認定校の学生である必要があります。受験を決め、申し込みしたのちテキストを受け取りその後専用のサイトで受験をします。

テキストでの学習目安は約8時間、事前の試験は25問中20問を正答することでこの資格を取得することができるため、比較的取得はしやすいです。ただし受験資格がかなり厳しいため、衛生管理の資格が欲しいだけであれば、日本エステティック協会の認定衛生管理者の取得をおすすめします。

まとめ

今回は、エステの開業に伴う資格についてご紹介してきました。冒頭でもご紹介した通り、エステの開業には特に資格は必要なく、だれでもすぐに開業できてしまいます。ですが、だからこそ開業したサロンをしっかり運営していくために、他との差別化や一定以上の知識や技術を持つことの証明はとても大切です。

それぞれの機関で取得出来る資格の難易度は大きく変わりますが、実務経験しか無くても、簡単な事前講習と試験にパスすれば資格を取得出来るものもあります。

もうすでに開業に向けて動いていて、かつまだ何も資格がない人やステップアップを考えている人はまず自分のエステの開業の為に欲しい資格をリストアップして見てください!開業後でもステップアップは出来ますので、ぜひ、お客様と自身のために資格取得を検討してみてくださいね!

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