「エステサロンを開業して独立したい」「個人でエステサロンを開業して成功したい」と、夢を描いている方は多いのではないでしょうか。
すでに、開業に向けて動き出している方も少なくないでしょう。
エステサロンは、特別な資格や免許がなくても開業できるため、未経験でも始めやすいのが特徴です。資金を抑えて自宅の一室で開業することも可能なので、毎年多くのエステサロンがオープンしています。
しかし、競合店が多い分、廃業率も高いのが現実。実際に、エステサロンの開業1年後の廃業率は、約60%とも言われています。では、失敗しないためには、どう対策を取ったらいいのでしょうか。
この記事では、エステサロンの開業に必要なものや、よくある失敗例について解説していきます。
エステサロンの開業を成功させる秘訣も紹介しているので、「エステサロンを開業したい」「ちょうど開業準備をしている」という方は、ぜひ参考にしてください。
エステサロンの開業に必要なものは?
エステサロンは、「何を行うのか」「どこで行うのか」も大切ですが、開業に必要なものが3つあります。
- 事業計画
- 開業資金
- 開業の届け出
それぞれ詳しく解説していきます。
事業計画
事業計画とは、どのようなエステサロンを開業するのか、内容や目的、必要な資金、スケジュールなど、事業を行うための計画を立てることです。
事業計画があやふやだと、何のためにエステサロンを開業したいのかがぼやけてしまいます。
しっかりと事業計画を立てることで、途中でトラブルがあっても修正しやすく、開業まで到達しやすいです。
開業資金
エステサロンを開業するときは、開業資金も必要です。
エステサロンは開業したからといって、すぐに収入に結びつくとは限りません。資金は、開業までの資金だけでなく数か月分の固定費も用意して、軌道に乗るまで維持できるように準備しておくことも大切です。
資金が足りなければ、銀行などから融資を受けたり、補助金や助成金を活用する方法もあります。
開業の届け出
個人事業主としてエステサロンを開業するのであれば、税務署に「開業届」を提出します。
エステサロンの開業は、保健所への届け出は必要ありません。ただし、シェービングやまつ毛パーマなど、理容や美容に関わるメニューを行う場合は、届け出が必要なので事前に確認しておきましょう。
エステサロンの開業については、次の記事でも紹介しているのでチェックしてみてください。
関連記事:エステサロン開業に必要な準備は?開業を決めてからオープンするまで
エステサロン開業のよくある失敗例
必要なものを用意して開業すれば、必ず成功するわけではありません。ここでは、エステサロンを開業するときに、よくある失敗例を3つ紹介します。
- ターゲットやコンセプトが曖昧
- 集客方法がターゲットに合っていない
- リピートされにくい営業をしている
ターゲットやコンセプトが曖昧
エステサロンの開業の失敗で多いのが、コンセプトやターゲットが曖昧で、どのようなサロンなのかが分かりにくいというもの。
エステサロンの開業準備を始めるときに、まずコンセプトから決めていきます。コンセプトとは、どんなお客様にどんな施術を行うのか、どのようなお店でどう経営していくのかなど、エステサロン開業の根幹となるものです。
どういったお客様をターゲットにしているのか、お客様像が具体的に描けているかも成功と失敗を左右します。
実際にコンセプトやターゲットが曖昧だと、次のような考えをしがちです。
- 痩身もリンパも美容も行える
- 想定の客層が「女性」「疲れてる人」など、広範囲
- 自分が出来る施術を全てメニューにしようとしている。
- 自分の施術でお客様がどんな悩みを解消できるかなどのビジョンがない
- とりあえずオープンするが目標になっている
- 自分の得意分野が曖昧/とりあえずなんでも出来る
- オープン予定の地区の特徴や客層は特に気にしていない
集客方法がターゲットに合っていない
コンセプトやターゲットは具体的に決まっていても、集客方法が間違っていたら狙ったお客様に届きません。効果的な集客方法が出来ておらず、広告宣伝はしているけれど費用対効果が明らかに低いサロンは多いです。
ここではエステサロンの主な集客方法から、失敗事例を紹介します。
クーポンサイトへの登録
自宅サロンや個人サロンの場合、クーポンサイトを利用しても、費用対効果が低くなってしまうケースが少なくありません。毎月の掲載料に対して、実際の見込み客が少ない傾向があるからです。
全国区で展開するクーポンサイトでは、実際にサロンに来てくれる潜在客が見に来てくれなければ意味がありません。しかし、近隣住民をターゲットにした自宅サロンの場合、毎月の掲載料や送客の手数料を考えると、効果が高いとは言えないからです。
近隣へのポスティング
自宅サロンや個人サロンの場合、ポスティングもよくやる集客手段のひとつです。多くの人にアプローチできる方法ではありますが、ターゲット層に届いていなければ意味がありません。
ポスティングの反響率は平均0.75%と言われていますが、ターゲット層が多くいる地区でなければ確率は落ちてしまいます。狙うターゲット層によっては、全く意図する層に届かずにチラシのムダになってしまうことも多いです。
ホームページのみの作成
お客様がエステを探すときに一番利用するのはインターネットですが、ホームページだけだと見つけてもらえない可能性が少なくありません。
見込み客がインターネットで検索したときに、検索結果で上位に表示されなければ、見逃されてしまうことが多いからです。
また、SNSやブログなどで発信していないと、リアルタイムな状況や口コミなども分からず、せっかくホームページがあっても広告効果がかなり下がってしまいます。
リピートされにくい営業をしている
エステサロンを運営していくには、新規客ばかりでは成り立ちません。特に個人エステを運営していくには、リピーター客が必須です。
しかし、いくらリピートしてもらいたいと思っても、お客様が「効果が感じられた」「また来たい」と思ってもらわなければリピートしてもらえません。
効果がよくわからないエステや悩みの解決に導いてもらえないようなスタッフでは、エステサロンに魅力を感じないですよね。特徴のないどこにでもあるようなエステでは、他の安いサロンやネームバリューのある大手に流れてしまうでしょう。
押しつけや押し売りのような接客もNGです。お客様が不満に思ったり不快を感じたりすると、悪い口コミが広がって新規客も見込めなくなってしまいます。
エステサロンの開業を成功させる秘訣
エステサロン開業の失敗例を紹介したところで、次は成功させる秘訣を3つ紹介していきます。
- ターゲットとコンセプトをしっかり決める
- ターゲットに合った集客方法を取り入れる
- リピートされやすい営業をする
ターゲットとコンセプトをしっかり決める
エステサロンを開業するときは、エステサロンの主要客となるターゲットと、どのようなサロンにしたいかのコンセプトをしっかり決めましょう。
コンセプトやターゲットを決めるときは、自身の得意分野や解消できる悩みなどを訴求することが大切です。自分のサロンに来てもらいたいお客様を細かく設定することで、施術内容をより的確に決められます。
コンセプトやターゲットをしっかり決めることで、サロンの差別化を図り強みを打ち出すことができるので、何度も繰り返し考えて自分のサロンのコンセプトを決めていきましょう。
ターゲットに合った集客方法を取り入れる
ターゲットやコンセプトが明確になったところで、狙うターゲットにアプローチできる集客方法を取り入れましょう。
エステサロンの所在地が駅周辺など不特定多数のアクセスが見込める場合は、大手のクーポンサイトも有効です。
ファミリー層が多い住宅街の自宅サロンで、子育て中のママをターゲットにするなら、ポスティングも高い効果が期待できます。商業施設が多い場所は、ターゲット層の利用率が高い施設や店舗にチラシを置かせてもらうのも効果的です。
ネット集客を考えるときは、SNSの活用も欠かせません。ターゲット層の利用率が高いSNSで広告宣伝したり、ホームページや他の広告媒体との相互リンクを高めていくことで、Webからの集客効果を一気に高めることも可能です。
リピートされやすい営業をする
エステサロンは、お客様の日々の悩みや不満を解消するところです。親身になってカウンセリングや施術をしてくれるサロンは、信頼度が高くリピートされやすくなります。
特に、個人のエステサロンは、接客や施術の満足度がリピーターに繋がりやすいです。確かな効果が得られる施術メニューだけでなく、接客スキルを磨くことも忘れずに。
ほかにも、飽きのこないメニュー構成やポイントカードなど、リピートすることのメリットがあれば、リピーターにつながります。
エステサロンの開業に必要なポイントは次の記事でも紹介しているので、チェックしてみてください。
関連記事:エステサロンは開業しやすい?メリットデメリットや開業に必要なポイントも解説
まとめ
今回は、エステサロンの開業に必要なものや、失敗する要因について紹介してきました。
廃業する理由はサロンごとにそれぞれですが、多くの理由はこの記事で述べたものが多いです。
開業を検討している方や、開業に向けて動いている方は、失敗要因を生み出していないか、立ち止まってチェックしてみましょう。
すでに開業している方も、見直しや修正を行っていくことで、よりよいサロンにすることができるはずです。
この記事で紹介した成功の秘訣も参考に、長く続けていけるエステサロンを作りましょう!
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