美容サロンを開業する際の最初のステップは、サロンのコンセプトを決定することです。
コンセプトは「どのようなサービスを提供するか?」「どのような顧客を対象とするか?」を決定します。
例えば、
・自然派の製品を使用したエコフレンドリーなサロン
・高級感あふれるラグジュアリーサロン
・地元のコミュニティに合うフレンドリーなサロン
など、様々なコンセプトが考えられます。
また、美容サロンを開業するには、さまざまな準備と手続きが必要です。
そこで今回は2023年度REVI「年間仕入売上高第1位」の弊社が、一般的な流れをまとめました。
【美容サロン開業の流れ】手順1.コンセプトの決定
まずは1stステップとして、美容サロンのコンセプトを決定することです。
コンセプトが決まればそれをもとに、美容サロン開業に重要な以下の3つを決定します。
①どのような顧客層をターゲットとするか
②どのようなサービスを提供するか
③サロンの雰囲気はどうするか
①どのような顧客層をターゲットとするか
どのような顧客層をターゲットにするかを決めます。
これは、サロンの場所、価格設定、提供するサービス、そしてサロンの雰囲気。
例えば、若者をターゲットにする場合、トレンドに敏感なスタイル、価格を抑えたサービスを提供することが求められます。
一方、高級感を求める顧客層をターゲットにする場合、高品質な製品とサービス、そして落ち着いた雰囲気を提供することが重要となります。
②どのようなサービスを提供するか
サロンで提供するサービスは、ターゲットとする顧客層と密接に関連しています。
カット、カラーリング、パーマ、トリートメントなどの基本的なサービスから、ネイルケア、フェイシャル、マッサージなどのスパサービスまで、提供するサービスは無限大です。
また、顧客のニーズに応じてパーソナライズされたサービスを提供することで、他のサロンと差別化を図ることも可能です。
③サロンの雰囲気はどうするか
サロンの雰囲気は、内装や音楽、照明などの要素によって作り出され、お客様が初めてサロンを訪れたときの第一印象に大きく影響します。
落ち着いた雰囲気のサロンでは、リラックスしてサービスを受けることができ、活気あふれる雰囲気は、エネルギッシュでこちらも元気が出ますよね。
このように、サロンの雰囲気は、再度訪れたいと思うかどうかを決定する重要な要素となります。
以上の要素を考慮に入れ、適切な計画と準備により、成功への道を切り開くことができます。
美容業界で成功を収めるためには、常に顧客のニーズを理解し、それに応じてサービスを進化させていく柔軟性が求められます。
【美容サロン開業の流れ】手順2. 事業計画の作成
コンセプトと美容サロン開業にあたっての詳細が決まれば、その後は事業計画を作成します。
開業時に必要な事業計画の作成にあたって、重要なのは以下の3つです。
①開業資金
②収益計画
③人材計画
①開業資金
美容サロンを開業するためには、初期投資としての開業資金が必要です。
店舗のリースや購入、内装や設備の費用、初期の在庫購入費用、ライセンスや許可証の費用、広告やマーケティングの費用などが含まれます。
②収益計画
収益計画は、サロンの経済的成功を確保するための重要な要素です。
サービスの価格設定、予想される顧客数、毎月の固定費と変動費、そして利益目標が含まれます。
収益計画は、ビジネスの成長と成功を測定するための基準となります。
③人材計画
美容サロンの成功は、優れたスタッフがキーポイントとなります。
人材計画では、必要なスタッフの数と役割、採用と研修の戦略、そして従業員の報酬と福利厚生を考慮。
優れたスタッフは、顧客満足度を高め、リピート顧客を増やし、サロンの評判を向上させることができます。
【美容サロン開業の流れ】手順3. 物件の選定
美容サロン開業にあたっての流れとして、3つ目の手順は物件の選定です。
事業計画をもとに、物件を決定します。
①物件の選定
美容サロンを開業するためには、適切な物件の選定が重要です。
物件選定は、サロンの成功に大きく影響します。
立地条件、広さ、賃料など、様々な要素を考慮する必要があります。
②立地条件
立地はサロンの集客力に直結します。
人通りが多い場所や、ターゲットとする顧客層が多く訪れる場所を選びましょう。
また、競合店舗との距離も考慮する必要があります。
③広さ
物件の広さは、提供するサービスや店内の雰囲気に影響します。
必要な設備や施術スペース、待合スペースなどを確保できるかどうかを考えながら、適切な広さの物件を選びましょう。
④賃料
賃料は、サロンの経営費用に大きく影響します。
立地や広さに見合った賃料であるかを確認し、収益計画に合わせて適切な物件を選びます。
【美容サロン開業の流れ】手順4. 設備・備品の準備
美容サロン開業にあたっての流れとして、物件が決まればその後は4つ目の手順として設備や備品を準備します。
準備する項目は大きく分けて以下3つです。
①美容機器
②家具
③消耗品
①美容機器
美容サロンを開業するためには、美容機器の選定が必要です。
例えば、ヘアカット、カラーリング、パーマ、エステティック、ネイルケアなど、提供するサービスによって必要な機器が変わります。
技術の進歩により常に更新されているため、最新の機器を選ぶことで、お客様に最高のサービスを提供することができます。
②家具
家具は、サロンの雰囲気を作り出すために重要です。
例えば、快適なシャンプーチェア、スタイリッシュな鏡、便利な収納棚など。
また待合スペースには、快適なソファや雑誌、飲み物を提供するスペースなど、お客様がリラックスできる空間を作ることが重要です。
③消耗品
美容サロンでは、日々の業務で多くの消耗品が必要となります。
美容室ではシャンプーやトリートメント、ヘアカラー、パーマ剤、ネイルサロンではネイルポリッシュ、エステサロンではスキンケア用品などです。
これらの消耗品はサロンのサービスの質を決定するため、品質の良いものを選ぶことが重要です。
また在庫管理も重要な業務の一つで、適切な量を常に確保することでスムーズな業務運営できます。
【美容サロン開業の流れ】手順5. 許認可の取得
美容サロン開業にあたっての流れとして、5つ目の手順は許認可の取得です。
これらは時間がかかるため、上記4STEPと並行して進めることをおすすめします。
また、このタイミングで必要なもののため、ここまでに準備が必要です。
1. 美容免許
例えば美容室の場合は、美容師免許の取得が必要です。
これらの免許は、厚生労働省が実施する国家試験に合格することで取得できます。
試験は年に2回行われ、筆記試験と実技試験に合格する必要があります。
エステサロンでまつ毛パーマやまつ毛エクステを行う場合でも美容師免許が必須となります。
2. 営業許可
サロンを開業するには、営業許可を取得する必要があります。
営業許可は都道府県知事または市町村長に申請し、許可を得るものです。
申請には、店舗の構造や設備、従業員の資格などに関する書類が必要です。
3. 食品衛生許可
サロンで化粧品やヘアカラー剤を使用する場合、食品衛生許可を取得する必要があります。
食品衛生許可は食品衛生法に基づき、食品を取り扱う営業施設に対して都道府県知事または市町村長が発行する許可です。
申請には店舗の構造や設備、従業員の衛生管理に関する書類が必要です。
【美容サロン開業の流れ】手順6. 開業準備
美容サロン開業にあたっての流れとして、最後の手順は開業準備です。
開業準備では、大きく分けて以下の3項目を準備していきます。
1.スタッフの採用
2. メニューの開発
3. ホームページやSNSの開設
1.スタッフの採用
求人サイト・媒体の選定
・美容業界特化型サイト、地域情報誌、ハローワークなど
・サロンのコンセプト、福利厚生などを明確に伝える
・応募者の興味を引くキャッチコピーや写真を使用
・応募者の選考
・履歴書・職務経歴書、面接を通して、サロンの理念に共感し、必要なスキルを持つ人材を選考
採用活動のポイント
・早めに募集を開始し、優秀な人材を確保
・応募者とコミュニケーションを取りサロンへの理解を深める
・研修制度でスタッフのスキルアップを支援
2. メニューの開発
ターゲット層の分析
・年齢層、性別、職業、ライフスタイルなど、ターゲット層を明確にする
・ニーズを把握し、喜んでもらえるメニューを開発
メニューの内容
・施術内容、料金、所要時間などを具体的に設定
・オリジナルメニューで差別化を図る
メニューの価格設定
・競合店の価格を参考に価格設定を行う
・利益率、顧客単価などを考慮
メニューのテスト
・実際に施術を行い、効果や時間などを検証
・必要に応じて、メニュー内容や価格を調整
3. ホームページやSNSの開設
ホームページ
・サロンのコンセプト、メニュー、料金、アクセス情報などを掲載
・予約システムを導入
・ブログなどを活用し、サロンの魅力を発信
SNSの運用
・Facebook、Instagram、Twitterなど、ターゲット層に合ったSNSを活用
・施術事例、スタッフ紹介、キャンペーン情報などを発信
・顧客とのコミュニケーションツールとして活用
ホームページやSNSの運用ポイント
・定期的に更新し、新鮮な情報を発信
・顧客とのコミュニケーションを積極的に行い、ファンを増やす
・分析ツールを活用し、効果測定
美容サロン開業の流れまとめ
美容サロンの開業には、多くの時間と労力が必要です。
開業前に、十分な準備と計画を立てることが重要。
必要に応じて、開業スクールなど専門家に相談することもおすすめします。
成功の秘訣は、
・顧客目線のサービスを提供すること
・常に新しい技術や情報を取り入れること
・顧客とのコミュニケーションを大切にすること
などが、美容サロンを成功させるための秘訣と言えるでしょう。
また、美容エステサロン開業時には、近隣サロンとの差別化と集客力、そして持続的な経営をするための商品が必要です。
これらを可能にするひとつの商品がREVIです。
美容サロンの開業を検討されている方は、ぜひ一度ご覧ください!
詳しくはこちら『REVIの効果・導入・費用・契約形態など全情報まとめ』
エステサロンの集客・売上UPはREVIにお任せ!
REVIとは陶肌トリートメントで有名なエステサロン向け商材です。
REVIは確かな品質の商品力と非常に高い集客力で数多くのサロン様に導入頂いています。
新規顧客の集客
リピーターの獲得(驚異のリピート率90%越え!)
ホームケア商品の物販で、顧客単価UP!
REVIナビでは単なる商品の導入だけでなく、施術方法のサポートも行います。
簡単に集客力の高い陶肌トリートメントのメニューを導入可能ですので、是非一度ご相談ください。
お問い合わせはこちらから
LINE追加でお気軽にご相談ください!
※友達を追加すると、QRコード画面(PC)またはLINE公式アカウントの追加ページ(スマホ)に飛びます。