エステ開業

自宅サロンの開業で失敗しないために!気を付けたいポイント4つをご紹介!

開業が比較的安易な自宅サロンですが、安定した経営が難しい営業形態です。

自宅サロンならではの注意点がいくつかあります。

以下は、自宅サロンだからこそ注意したいポイントです。

  • 価格勝負は利益が出にくい
  • 情報はしっかり開示し、信頼感を高める
  • 集客ではお金より手間をかける
  • 生活感に注意!空間演出はしっかり

これら4つのポイントは「自宅サロンだから」「趣味の延長だから」「会社ではないから」「アットホームが売りだから」とないがしろにされがちな部分です。

趣味程度に営業したいのであれば別ですが、しっかりと経営していく為には以上のポイントは必ず押さえておく必要があります。

自宅サロンを開業したいけれどうまくいくか不安な人や、今現在自宅サロンの経営に悩んでいる人はぜひこの記事を読んでみてください!

「自宅サロンだから」と安価にするのは危険!

人を雇用していなかったり、テナントに入っていない分家賃がかかっていないからといって、安易にメニューの料金を下げてしまうのは危険です。

大手サロンやテナントでのサロンは、雇用や家賃などの固定支出があることは事実です。それは、それだけ多くのお客様がいたり、収入と支出のポイントが違うだけなので、簡単に他社に合わせた金額設定をするのはやめましょう。

自宅サロンの料金設定のポイントは以下の2点です。

  • 原価率はしっかり計算する。
  • 近隣店舗の価格はあくまでも参考程度に考える。

この2点について順に解説します。

原価や利益率はしっかり計算

金額設定は必ず次の順で設定しましょう。

  • 月々の支出の算出(固定費、変動費共に)
  • ひと月の営業日数×一日の施術人数=ひと月の客数目標
  • 支出の合計×約1.15~1.20(利益分)=ひと月の売り上げ目標
  • 売り上げ目標÷客数=客単価目標
  • 上記の客単価と各施術の施術時間、原価を参考にメニューの価格を決める

細かいところから価格を考え始めると、経営視点に欠けた価格設定になってしまいます。

必ず大きいところから順番に確認していきましょう。

近隣店舗や競合サロンの金額はあくまでも参考程度に

近隣のエステサロンや同じようなメニューがあるサロンの価格帯は、参考として調べる分には問題ありません。

しかし、家賃や人件費、その他支出のバランスや収入源など、エステサロンによって状況は異なります。

基本メニューが安い代わりにオプションが充実している、エステ以外の大きな収入源があるなど、サロンによって価格設定の理由は違います。

そのため競合サロンの価格設定の背景を無視し、安易に価格競争をしてしまうと、利益率が低くなってしまう可能性があります。

競合サロンの価格設定はあくまでも参考程度にして、自分のサロンの戦略や原価率をきちんと計算した上で価格を設定しましょう。

自宅サロンでも情報はしっかり開示

ほとんど情報開示をせずに予約を受けてから住所を公開する、というような個人サロンも多く実在します。

ですが、事業者として開業し運営していくのであれば情報公開はある程度必須のものであると考えましょう。

ここでは、

  • 自宅サロンの住所はしっかり公開
  • 開示するといい情報
  • サロン側のプライバシー保護

の3点のポイントについて1つずつご紹介します。

サロンの情報開示はお客様が安心してサロンを選ぶための1つのポイントです。

情報開示の範囲を決めるときにはこれらのポイントを念頭において調整しましょう。

事業主の住所非公開は違法?

お客様にサービスや物品を提供し金銭を受けとる場合、事業主として以下の法律を守る必要があります。

特定商取引法

この法律で開示を求められている情報は以下の通りです。

  • 事業主の名前or屋号
  • 自宅サロンの住所
  • 自宅サロンの電話番号
  • 事業主の氏名

屋号は開業届の際に決めたもの、住所は自宅サロンのもの、電話番号は仕事用に新規契約したものを利用します。

そして、事業主の名前もきちんと公開しましょう。

不安がある人もいるかと思いますが、これは消費者をきちんと守るための法律です。

お客様に安心して来店してもらう為にも、情報はきちんと公開しましょう。

住所などを色々なところで公開するのが不安な人は、自宅サロンのホームページにだけ公開し、ほかの宣伝媒体からホームページに誘導できるようにしてもよいです。

その他公開しておくと良い情報

ほかにも、お客様に安心して来店してもらうために開示しておくべき情報は以下の通りです。

  • オーナーの顔写真
  • サロン内の写真
  • オーナーの所持資格/経験

これらは、テナントなどのエステサロンでも開示される情報です。

どんな人で、どのような技術を持っていて、サロンがどんなところなのか、をきちんと明確にすることで、お客様に安心して選んで頂けます。

プライバシーはきちんと守る

無用な情報を公開し、プライバシーが筒抜け…というサロンは実は多くあります。

トラブルを避けるためにも、宣伝に関係のないプライベートな情報の公開は避けましょう。SNSやブログ、サロンスペース以外の自宅などでできるプライバシー保護の対策は以下の通りです。

  • SNS:プライベートな情報はむやみに載せない。(買い物や食事時間など)
  • SNS:家族や周囲のプライバシー保護は徹底。
  • SNS:サロンスペース以外の自宅空間を不必要に見せない。
  • 自宅:お客様の来店時はサロンスペースと生活空間は完璧に仕切る。
  • 自宅:窓はカーテン・ガラスシートを使い中を見せない。

他にもできることはまだまだありますが、最低でも上記はしっかりと守ってサロンを経営していきましょう。

SNSやブログなどは気軽に集客できるツールではありますが、生活リズムや行動範囲が簡単にわかってしまうこともありますので、十分注意したうえで利用しましょう。

集客は手間と効率的なお金のかけ方がポイント

自宅サロンでは広範囲の集客や、ランダムな広告は必要ありません。

自宅サロンの商圏にいるターゲットに、確実に届く集客法を見つけ出す事が集客の一番のポイントです。

ここでは、自宅サロンで活用したい以下の3点の集客法をご紹介します。

  • ブログとSNSは個人サロンの味方
  • HPは信用を得るためにも必須
  • 商圏が狭ければポスティングもあり

これらのポイントを1つずつご紹介していきます。

ブログ・SNSではお金より手間をかける

集客と言えば、クーポンサイトなどが主流でしたが、最近はブログやSNSが主流です。さらに、自宅サロンなどの小規模なエステサロンには多額の広告費が掛かるクーポンサイトより、SNSやブログなどを活用するのがおすすめです。

SNSを広告利用することもできますが、ハッシュタグや投稿頻度、投稿の内容をしっかり工夫すれば広告費をかけなくても十分効果的に宣伝ができます。

こちらの記事で、集客のためのInstagram運用についてまとめていますので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!

HPは必ず作成しよう

自宅サロンの口コミや広告を見つけた時に、さらに詳しく調べるために一番多く使われる手段がWeb検索です。この時に、より信用度を高めるためにはサロンの公式HPが必須です。

もちろんブログやSNSなどでも代用は可能ですが、HPはサロン情報をより簡潔に伝えることができます。

こちらの記事で、自宅サロンのホームページについて細かくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!

目的に合わせてポスティングもあり

広告や情報収集のほとんどがインターネット上で行われている現在、ポスティングは大きな集客効果は見込めません。ですが、自身のサロンの商圏がかなり狭い場合や、ターゲットが明確な場合はポスティングやチラシの配布は有効な手段かもしれません。

範囲が狭かったり、チラシを置く施設が決まっている場合、ポスティングを業者に頼む必要はありません。チラシなどを簡単にデザインできるアプリなども多く存在しますので、デザインまでは自分で行い、印刷だけ業者に頼めば、十分なクオリティのものを比較的安価に作成することができます。

もちろん、しっかり計画を練ったうえで計画する必要はありますが、自宅サロンなどの小規模サロンであれば、十分高い費用対効果を期待できます。

チラシやハガキ作成におすすめのウェブサービス

チラシやはがき作成で圧倒的におすすめなのはCanvaです。

基本機能は無料で利用することができ、おしゃれなテンプレートも揃っていますので、簡単に作成することが可能です。

自宅サロンの敵は生活感!サロンの空間演出は丁寧に

生活感は自宅サロンを経営する上でクリアしたい課題の1つです。

生活感を消し非日常感を演出することで、お客様に気持ちよく過ごしてもらう事ができます。

自宅サロンから生活感を消すポイントは以下の3点です。

  • 生活音はできるだけ消す。
  • サロン部屋以外も気を抜かない。
  • サロン部屋は丁寧に作る。

ここでは、以上のポイントとその理由、効果についてご紹介します。

実際の方法についてはこちらの記事の中でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

サロン部屋や営業時間を工夫して生活音は最低限に

洗濯機の稼働音や家電のモーター音などの生活音があると、お客様が安心してリラックスできなくなってしまいます。

BGMなどで多少ほかの音を気にならなくなるようにもできますが、基本的には生活音を最小限にすることが優先です。

部屋の場所や営業時間、家族の生活リズムも考慮して生活音対策をしましょう。

玄関からサロンの導線も気を抜かない

サロン部屋をしっかり整えたら、玄関からサロン部屋までの通路やお手洗いなど、お客様の目に触れる場所も整えましょう。

掃除道具や家族の私物などはしっかり隠しましょう。

特に玄関は傘や靴を始めとした私物が集まりやすいです。
隠す収納や簡単にセッティングできるように工夫しましょう。

サロン空間は丁寧に作りこむ

サロンとして使用する部屋は、しっかりと自分好みのサロン空間にしましょう。大がかりなリフォームをしなくてもできることはたくさんあります。

色を統一させたり家具のテイストをそろえるなどして空間に統一感を持たせることがお勧めです。

こちらの記事で低予算でできるサロン空間のつくり方をご紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね!

まとめ

今回は、自宅サロンの失敗しやすい理由とその対策についてご紹介しました。

自宅サロンは集客が難しいスタイルではあります。ですが一度ファンになってもらえれば、長く通ってくれるお客様がとても多く、エステティシャンとしても魅力的な営業形態です。

ぜひ、魅力たっぷりなあなただけの自宅サロンを作って、開業を成功させてくださいね!

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