エステサロンで広告を出す場合の費用は売上の5%以内に収めるのが理想と言われています。開業したてやリピーターが少ないサロンだと広告費が売上の10%近くになってしまう事があるため、
広告はターゲットはもちろん、売上の最低ラインや目標金額などをしっかりと設定したうえで、広告の媒体や予算を設定する必要があります。エステサロンで活用出来る広告の種類は多種多様です。今回はそんな数ある広告の種類の中でも、
- クーポンサイト
- フリーペーパー
- チラシ/ポスティング
- インターネット広告
- 看板
この7つの媒体についてご紹介します。それぞれの媒体の活用法によって、費用はもちろん効果や特徴は大きく変わります。現在、自分のエステサロンの広告の出し方にお悩み中の方にも、これからオープンの方にも使える内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
クーポンサイトはその知名度の高さが魅力
エステサロンの広告、予約を考える時、ホットペッパーをはじめとした大手クーポンサイトが最初に頭に浮かぶ人は決して少なくはありません。実際に新しいサロンを探すとき、クーポンサイトを利用している人が多いのは紛れもない事実ですのでうまく利用することができれば強い味方にもなります。
以下は、実際の特徴と利用する時のポイントです。
クーポンサイトの特徴
- お客様層はクーポンが目的の一見様が多い
- 料金形態は月々固定や、予約件数×金額のタイプがある
- 出店数も利用者数も多いため広告効果は高い
- 広告費が高くなってしまう為、利益率は下がる
- 個人サロンの場合、費用対効果は低い
クーポンサイトを利用する時のポイント
クーポンサイトに広告掲載する場合、考えるべきなのはクーポンサイトの客層と予算です。以下のポイントをしっかり確認した上で広告掲載するサイトを選ぶ事をおすすめします。
- クーポンサイトでの広告費、予算
- 自分のサロンの客層、ターゲット層
- 各クーポンサイトの客層と特徴
- 自分のサロンのスタッフ数(一日の最大施術人数)
- クーポンサイトを介した予約の収入と利益率
実際の広告費は各サイトで広告の規模に応じて見積を出す必要はありますが、クーポンサイトで広告掲載する場合、施術者が2人以上である程度人数を捌ける環境が整っていることが理想です。
クーポンサイトは広告効果が高い分、費用も高額になりやすいため、エステサロンの規模や売上に応じて上手に活用しましょう。
フリーペーパーはターゲット次第では高い効果も!
基本的には効果が低いと言われている地域のフリーペーパーですが、自宅サロンでフリーペーパーもチェックする主婦層がターゲットの場合、比較的いい反応が得られる可能性があります。
以下は、実際のフリーペーパーの特徴と利用のポイントです。
フリーペーパーの特徴
- 地域特性が強い
- 広告のサイズで広告料が変わる(相場は50,000円~/1回)
- 近隣の客層に届くためリピーター獲得効果が比較的高い
- チラシより、目を通してもらえる可能性が高い
- 掲載出来る情報量が少ない
- クーポン目当てのお客様が増える可能性がある
フリーペーパーを利用する時のポイント
フリーペーパーに広告掲載をする最大の利点は「サロンがある地域の人たちのみ」に届くことです。クーポンサイトやチラシより広告費が安価になることも多く、小規模サロンの強い味方になりえます。
実際に広告掲載を考えた時に抑えておきたいポイントは以下の通りです。
- 予算
- フリーペーパーと自分のエステサロンのターゲット層
- 発行ペースを念頭に置いたイベントやクーポン内容
- フリーペーパーの配布方法
クーポンサイトよりも広告がリーチする範囲は狭い分、広告費が比較的安価に抑えられるフリーペーパーは、個人のエステサロンの広告に適しています。複数回にわたり掲載することで広告効果がより高まる傾向にありますので、予算や計画に合わせて活用してみてください!
Instagramの活用法は多種多様!
Instagramはお金をかけずにゆっくり宣伝するのもよし、しっかり広告費を掛けるもよしの比較的使い勝手がいい媒体です。国内の主要SNSの中でも、エステや美容にお金を掛ける20~40代のアクティブユーザーが多いのも1つの魅力です。
アカウントの開設やフォロワーの増やし方についてはこちらで詳しく解説しています。
→エステサロンのインスタ運用!フォロワーを増やすための方法5選!
ここでは、Instagramのビジネスアカウントで無料でできること、広告費を掛けてできることをそれぞれ簡単にご紹介します。
Instagramで無料でできること
- 投稿、ストーリーズ、リール
- エステサロンのサロン情報の掲載
- 予約画面の設置
Instagramの広告活用でできること
- 投稿やストーリーズの広告掲載
- インスタグラマー等への宣伝依頼
細かい説明は省きますが、Instagramのビジネスアカウントは他にもインサイトやDMの機能も豊富なため、マーケティングを含めて活用法が多くあります。マメに更新する必要があるなど手間は掛かりますが、お金を掛けず広告にすることもできるのは大きな魅力です。
広告費を抑えたい人や自分でマーケティングをしたり、発信する内容を自分で見極めたい人はぜひチャレンジしてみてください!
より詳しい運用方法はこちらの記事をご確認ください。
→エステの集客はインスタでできる!効果的な運用から活用法まで!
Facebookはまず登録しておきたいSNS!
Instagramと同じく利用者の多いFacebookはInstagramよりもビジネスアカウントとして利用しやすいのが魅力です。サロンを開業するにあたり、ホームページの作成は欠かせないものではありますが、同じく確実に作成しておきたいのがFacebookアカウントです。
以下がFacebookの特徴とアカウント作成時のポイントです。
Facebookの特徴
- 詳細なサロン情報を掲載できる
- チェックインやいいね等、お客様からのアクションが見えやすい
- 写真も文章もまとめて掲載できる
- ユーザー数が多い
- アクティブユーザーはInstagramやTwitter程ではない
- アルバム機能等で施術写真やサロン情報の管理がしやすい
- Instagramとのリンク機能
- 有料:広告機能(ターゲットを細かく絞れる)
Facebookを利用するときのポイント
Facebookでサロンのアカウントを作成する場合、最初に押さえておきたいポイントは広告効果では無く、お客様が検索しやすく安心して利用できるように情報をしっかり提示することです。
以下は、実際のアカウント作成時のポイントです。
- 住所や電話番号などのコンタクト情報
- ホームページやブログ等のリンク先の掲示
- 施術者やサロンの基本情報
- エステの施術写真やビフォーアフター
- エステのサロン内等の施設写真
- 所在地等、グーグルマップの貼り付け
Facebookはしっかり情報を掲載しておけば、Web検索にも引っかかりやすいため広告を出さないとしてもぜひアカウントは作成しておきたいです。
他の媒体とのリンクもしっかり提示して、広告効果を最大限に高めながら上手に活用してください!
チラシ/ポスティング
現在、チラシを含めた紙媒体の宣伝効果は決して高いとは言えませんが、むやみにポスティングせず、ターゲット層の利用施設や店舗に設置すれば、高い効果も期待できます。
チラシの作成は
- チラシを業者に依頼するか自分で作成するか
- 業者に依頼する場合
- ポスティングを自分で行うか否か
で、予算は大きく変わります。ここでは、それぞれの予算の目安と、特徴をご紹介します!
チラシの作成費用の相場
ここでは、チラシのデザインを自分で行い3,000枚のチラシ印刷を行った場合の費用相場をご紹介します。
- コンビニ:モノクロ印刷(1枚10円):30,000円
- コンビニ:カラー印刷(1枚50円):150,000円
- 業者A:片面カラー:約7,000円
- 業者B:片面4色:約6,000円
自宅にプリンターがある場合は費用を抑えられる可能性はありますが、印刷の手間やクオリティを考えると業者に頼んでしまう方がおすすめです。
チラシやフライヤーの作成時、デザインも依頼する場合はデザイン料が別途掛かりますがデザイン料は数万円~と高額になってしまう事も多いです。チラシだけであれば自分で作ってしまいましょう。
ポスティング費用
チラシを配布する場合、配布方法はいくつかあります。同じく3,000枚のチラシを配布する場合の費用相場は以下の通りです。
- 印刷+ポスティング(東京23区):約30,000円
- ポスティングのみ(1件7円/宇都宮):約21,000円
- 新聞の折り込みチラシ(札幌):約18,000円
- 自分で配布:無料
- 施設等に置かせてもらう:無料
もちろん地域や業者によって差はありますが、配布する範囲が少なかったり、近隣施設に置かせてもらう事ができれば、費用をぐっと抑えることができます。
インターネット広告
インターネット上の広告の種類はいくつかありますが、今回はその中でもよりターゲットに近い人にアプローチが出来る
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
についてご紹介します。
検索に上がりやすくなるリスティング広告
ターゲット層が検索したとき、自分のエステサロンのホームページなどを検索結果の上位にあがるようにする広告形態をリスティング広告と言います。
このリスティング広告の費用は平均1クリック100円~です。しかし、実際には広告の露出時間や広告の掲載地域の限定、広告業者への費用などで料金は大きく変わります。業者に依頼をする場合の費用は最低20万円~が相場です。
目的を持って検索をしている人がターゲットとなりますので、広告効果が高いと言えます。
ターゲット層が見ているページに表示するディスプレイ広告
ディスプレイ広告は検索画面や各Webサイトの広告スペースに画像や動画と共に広告表示をすることを言います。リスティング広告よりも視覚効果が高いことが特徴です。
ディスプレイ広告はリスティング広告よりも広告の出現範囲が広い為、潜在層まで広く訴求できるのが特徴です。
課金の形態は、クリックとインプレッション(広告表示)の2種類に分かれます。実際の広告料金の相場は以下の通りです。
- クリック:1回20~100円
- インプレッション:1,000回表示で10~1,000円
クリックや表示回数は広告費の予算に合わせて調整することも可能です。
これらのインターネット広告で集客をするには、ホームページが必要です。
サロンのホームページの作り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
→自宅サロンにホームページが欠かせない理由と作成のコツ
まとめ
エステサロンの広告はお店の規模やターゲット層、予算に合わせて色々な方法を選ぶ事ができます。複数店舗であればインターネット広告やクーポンサイト等を、個人のエステサロンならばSNSやフリーペーパー、チラシ等がおすすめです。
新店やキャンぺーンなど、状況や目的に応じて広告の種類を変える事もできますので、複数の広告をうまく使い分けて集客に繋げていってくださいね!
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